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無垢の木の家だからこそ映える、羽目板の天井。知っておきたいこと3つとデメリット対策。

無垢材を使った羽目板を天井に使う場合は、注意することがいくつかあります。

羽目板の天井とは

羽目板とは、並べて貼り合わせる細長い板材で、古くから日本では天井や壁などに使われてきました。天井には壁紙を貼って仕上げることが多いのですが、無垢の家など木の質感を生かしたインテリアにするために、天井を板張りにすることもできます。調質効果があり、防音性や断熱性に優れた無垢材の天井は、日本の気候にも適したものです。しかし、天井に羽目板を使うときはいくつか注意しておくべきことがあることも覚えておきましょう。

部屋が狭く見えることも

壁や天井には白や明るい色の壁紙を使うことが多いのですが、それには部屋を広く見せる効果があります。天井に羽目板を使うとなると、白い天井に比べるとどうしても濃い色になってしまいますし、床のフローリングに合わせた色にするとさらに色味が濃くなってしまうこともあるでしょう。天井が濃い色になると、どうしても部屋に圧迫感が生じて、部屋が狭く見えてしまいがちです。そうならないためは、通常の高さよりも天井を高くしたり、部屋が狭く見えないように広い部屋に使うなどといった対策をとるのがよいでしょう。

割れが生じることも

無垢の家の天井の羽目板には、無垢材を使うのが素敵ですが、無垢材はどうしても割れや歪みが生じやすくなります。特に、天井などに使う羽目板は、強度よりも軽さやコストを優先して薄い板を使うことが多いので、厚みのあるフローリング材などに比べると割れやすいのです。とはいえ、天井ですので少々割れたり歪んだりしてもあまり目立つことはありませんので、気にしないでよいでしょう。

使う部屋を選ぶ必要がある

羽目板の天井は、どこにでも使えるわけではありません。火を使うキッチンの壁や天井は、準不燃材以上の防火性能が必須となりますから、無垢材を使っての天井は難しくなります。どうしても木の天井にしたい場合は、不燃物の加工を施した木材を使うとよいでしょう。

まとめ

無垢材の家では、木の質感を生かした内装を取り入れることが多いのですが、羽目板の天井は、調質性などに優れている一方で、色の濃い羽目板を使うと圧迫感で部屋が狭くなってしまうといったデメリットがあります。羽目板を天井に使うときは、デメリットも考慮して、それを補うような対策をすることが必要です。

 

 

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