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真壁と大壁

真壁と大壁ってどう違うの?これもよく聞かれる質問です。

真壁(しんかべ)とは、古くから日本の建築に用いられてきた壁のつくりで、柱や梁などの建物の軸組が表面に見えてくる壁となります。一方大壁(おおかべ)は、柱や梁がパネルなどで覆い隠されて表面に見えてこないフラットな壁のことを言います。

では、真壁と大壁のメリット、デメリットについて、みていきましょう。

真壁で作られた和室は、「ザ.和室」という雰囲気を醸し出すことができます。真壁は日本の昔からの工法であり、見えている柱や梁が醸し出す雰囲気が、本格的な和室を作り上げてくれます。しかし、大壁と比較してコストが高くなるというデメリットがあります、真壁は、柱がそのまま目につくことになるので、当然見た目の良い木材を使い、仕上げ加工もしなくてはなりません。見た目の良い木材は、当然コストがかかり、仕上げ加工にもかかってきます。そのため真壁は大壁に比較すると割高になってしまうのです。...これは一般的な話しで、真壁を得意としているような会社であまり割高にならない場合もあります...

対して、大壁は、西洋から入ってきた工法です。壁一面がクロス張りで柱のでっぱりがないため家具がスッキリと置けます。今の住宅は一般的には大壁で作られています。だから和室を大壁で仕上げた場合も、本格的とまではいかず、どちらかといえばモダンな雰囲気のある和室になります。本格的な和室を求められると難しくなってきます。

...まとめます...本格的な和室をお求めの場合は、「真壁」の和室、ただし費用は割高に...モダンな和室をお求めの場合は、「大壁」の和室。...とりあえず、これくらい押さえておけばいいのでは...

...追伸...

雨楽な家は真壁ですが、心配しないでください、モダンな和室にも対応できます。..詳しくは、スタッフまで...




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