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日本の住まい文化は、木を活かす文化!

現存する世界最古の木造建築物法隆寺を有する国。日本ほど木を知り、木を活かし、木を愛してきた国はありません。

家づくりを考えるときに、和の心や匠の技を探ることも必要です。元来日本人は、四季の移り変わりを取り入れることによって、独特の美意識や暮らし方の知恵を生み出しました。伝統の木造軸組工法は、柱と梁で構成され、開放的に内と外をつなげることができる間取りでした。

自然の中に溶け込んで、柱を立てて屋根を覆い、壁をつくり、障子をはめて縁側をまわす、という造りが基本でした。ですから障子を開ければ自然との触れ合うことができ、戸外の縁と一体感でつながっていました。

そして、木造軸組の家づくりの美しさは、柱と梁で構成される垂直と水平のしっかりした構造美の真壁の家です。

田の字型のオープンな間取りは、部屋の仕切りも自由で、ひとつの部屋が何通りもの用途に使えるという融通の効く間取りです。深い軒は夏の日差しを遮るだけでなく、雨対策としての知恵で木を自ら守り、家の寿命を延ばす工夫でもありました。風通しがよく、大きな開口部が日本の家の特徴であり素晴らしさでした。

その土地の気候風土を熟知し、太陽や雨の恵みに育まれた自然の材料である、木、土、紙を上手に使って職人の匠の技で丁寧に家を造り、日本の風土になじむ家づくりを私たちは目指すべきだと思います。。

...古民家と最新の設備.材料を融合させた、より快適で安全な家づくりこそ私たちの使命と考えます...

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