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木材の細胞

木材の体を構成している木繊維、道管、仮道管、放射組織などは全てパイプのような中空の管なので、水や樹液を通すことができます。木材はこのパイプの束でありハニカム構造のために軽いわりには強い材料です。中空の孔にたくさんの空気が詰まっており、熱を伝えにくい断熱材料でもあります。板の木口や年輪が見える丸太の木口は、開孔したパイプの断面が現れています。

木材は樹種によって重さ(比重)が異なります。国産材で最も軽いのは桐(キリ)、反対に最も重い木は九州地方に生育しているイスノキです。軽い木は柔らかく、傷がつきやすく一方、重い木は硬いのでフローリングや机の天板に使っても傷がつきにくいです。木口を顕微鏡で拡大してみると、重い木は厚く、軽い木は薄くと、パイプの壁の厚さが著しく異なることがわかりました。さらに、道管を除くパイプは形や大きさがほぼ等しいので、軽い木は重い木よりも穴(細胞内孔)が大きいのがわかります。

...一般的によく使われている木では、スギやヒノキは軽い木、ケヤキやナラなどは比較的重い木に分類されます...

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