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早材と晩材の違いは「季節」?年輪の見分け方や経年変化について解説

木の話しは奥が深いので、話し出すとキリがないくらいありますが、今まで私が聞いたり、調べたりしたことを少しずつ話していければと思っています...

今回は、「早材(そうざい)」と「晩材(ばんざい)」についてです。

早材と晩材とは?

早材・晩材の見分け方

 

木目のアップ画像

 

木には、春から夏にかけて成長する部分(早材)と、夏から夏の終わりにかけて成長する部分(晩材)があり、これが板では木目に、丸太では年輪となって見えます。

春から夏に成長する「早材」

早材は、細胞のパイプの形が大きく、壁が薄く、穴が大きいのが特徴です。そのため、色が比較的淡く見えます。

木が水分をたくさん吸い上げながら勢いよく成長する時期なので、このような構造になるそうです。

夏から夏の終わりにかけて成長する「晩材」

一方、晩材は細胞の形が小さく、壁が厚く、穴が小さいのが特徴です。色も濃く見えやすく、木目を引き締めて見せてくれます。成長がゆるやかになる時期につくられるため、早材とは違った表情になるんですね。

早材と晩材は木材塗装にも影響を及ぼす

塗料の染み込み方が違う

塗装をした木材

 

塗装の際は、早材は穴が大きいので、晩材よりも塗料や着色剤がよく浸透します。そのため、一般の着色では、早材、晩材による浸透ムラが原因となり早材が濃く、晩材が淡く着色するので、自然の材色とは逆になります。

「目やせ現象」が起きることも

また、早材と晩材では硬さや収縮の違いもあるため、塗った塗膜が平滑になりにくいという特徴があります。

 

塗膜研磨などで平らに仕上げても、時間が経つと凹凸になりやすく、これを「目やせ現象」と呼びます。無垢材ならではの経年変化とも言えますが、木を扱う上では知っておきたい特徴のひとつです。

木の表情をどう活かすかが大切です

早材と晩材は、木材塗装や仕上がりにさまざまな影響を及ぼしますが、均一な工業製品とは違い、木には一本一本違う表情があります。

早材と晩材がおりなす木目を、いかに美しく表現するか…それも、木の家づくりの面白さではないでしょうか。

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雨楽な家

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