家の間取りに大きく関わる階段
2022/09/13
- 2階建以上の家には必ず必要な階段の役割は、ただ1階と2階を繋ぐだけではありません。その種類や設置場所が家の間取りづくりにも大きな影響を与えます。例えば、玄関と階段を廊下で繋げるスタンダードなものと、現在は主流の一つにもなってきた、リビング階段。この2つでも生活スタイルには大きな差がでます。階段の設置場所や種類のメリット.デメリットを理解しながら家族のスタイルに合ったものを選びましょう。階段の種類には「かね折れ階段」「らせん階段」など様々なものがありますが基本になるのは以下の2種類です。
- 直線に上り下りする「直階段」,占有面積が少なく、階段下を収納スペースなどにも活用できます。面積が少ないと勾配が急になる場合があるので注意が必要です。踏板の下に何もつけないスケルトン階段にすると光や風をよく通し、開放的な印象になるのでリビング階段によく用いられます。
- 途中に折り返しを設け折り返す「折り返し階段」は、途中の踊り場が落下する危険性を軽減してくれます。段数が増えるため、勾配もゆるやかになりますが、直階段と比べるとスペースが必要になります。蹴込板を付ける「箱型階段」にして、階段下のスペースを収納などに活用するパターンもよく見られます。
- ...階段の位置や周辺に何を配置するかで、階段下のスペースをより活用できたり、階段に間仕切りの役割を持たせることもできます。ご家族の理想的な生活スタイルに合った階段はどんなものでしょうか？...
