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社長のひとり言

茶室

「雨楽な家」の原点は、「数寄屋造(すきやづくり)」です。数寄屋造りの原点は、茶室です。ということもあり、茶室については今まで何度も触れていますが、また、改めて書きたくなりました。


茶室造形の基礎とされる草庵(そうあん)茶室は、安土桃山時代に千利休により完成を見ました。躙口(にじりぐち)、下地窓(したじまど)や連子窓(れんじまど)、中柱を立てて袖壁を付けた台目構え(だいめかまえ)と呼ばれる点前座(てまえざ)、荒壁で天井まで塗り回された室床(むろとこ)などは利休の考案とされています。古田織部(ふるたおりべ)、小堀遠州(こぼりえんしゅう)などが継承し、発展していった茶室は数寄屋造りの基礎となり、現代の和風住宅にも大きな影響を与えています。京都妙喜庵(みょうきあん)の茶室「待庵(たいあん)」は千利休と伝えられる唯一の現存茶室で、国宝に指定されています。


...待庵については、以前にも書きましたが、JR山崎駅から徒歩1分のところにありますが、拝観するのには事前に予約が必要です。要注意!...


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