名古屋市・知多市で注文住宅・木の家の工務店なら明陽住建

ブログ記事

社長のひとり言

トップ > 社長のひとり言 > 伝統建築の技と心を次世代へ

伝統建築の技と心を次世代へ

全国各地で伝承されてきた盆踊りなどの民族芸能風流踊りがユネスコ無形文化遺産に登録されたのは2022年111月のことでした。そして風流踊りの次の候補は、日本酒や焼酎、泡盛などの「伝統的酒造り」で、それに続けと登録を目指しているのが温泉文化だそうです。日本には世界に誇る独自の有形無形の文化が目白押しです。今年に入り日本の伝統文化を体感しようと多くの外国人観光客が訪れ、その数はコロナ禍前の7割まで回復しました。


建築の分野では2020年12月に「伝統建築工匠の技/木造建造物を受け継ぐための伝統技術」がユネスコ無形文化遺産に登録されました。日本が伝承してきた木造建造物を守り、修理するための伝統技術であり、国が文化財保護制度により選定した17分野の選定保護技術で構成されています。


17分野とは、木工や左官、瓦屋根や茅葺き屋根、建具や畳の制作のほか、建物の外観や内装に施す装飾や彩色、漆喰塗りなどです。それらは木や草、土といった自然の素材を活用し、奈良の法隆寺に代表される日本の伝統的な建築文化を支えてきました。白川郷、五箇山の合掌造り集落や日光東照宮などでも、これらの技術が生かされています。2016年の熊本地震で被災した熊本城の塀ややぐらの再建など、近年多発する自然災害からの復旧工事にも欠かせません。


ユネスコの無形文化遺産とは...2003年に採択された無形文化遺産保護条約に基づき、国連教育科学文化機関(ユネスコ)が登録する伝統芸能や工芸技術、祭礼行事などです。日本からは2008年の「能楽」や「歌舞伎」、「人形浄瑠璃文楽」を皮切りに、2013年には、「和食」、2014年には「手漉き和紙」などこれまでに22件が登録されました。


...日本の木造建築は各時代の職人技に支えられて伝承されてきました。自然素材を生かした建築は大工の棟梁がさまざまな職種や技術を統合する役割を果たして、千年以上にわたり発展し続けています。日本各地で職人から職人へと受け継がれてきた伝統技術が、絶えることなく次の世代に継承されていくことを願っています。...



 

一覧に戻る

お問い合わせはこちら