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床座スタイル。日本の文化を未来へ

「靴を脱いで家に入る」という日本の生活習慣。ライフスタイルや食生活がどんなに欧米化しても、この文化は揺るぎません。靴を履かない環境だからこそできる床座スタイルの生活は、自由な姿勢でくつろぐことができます。家具が少なく済み、スペースをフレキシブルに使え、大勢の来客にも対応可能です。子供たちは自然と「正座」を身につけ、日本の文化を受け継いでくれることでしょう。家族もゲストも集まりたくなる床座スタイルを見直してみませんか。
無垢のフローリングに座る...木は多くの優れた力を持っています。その芳香成分には人を癒す効果のほか、消臭作用、防ダニ.防カビ.抗菌作用などがあります。木材は紫外線を吸収し光の反射を弱めるの で、人の目にやさしい建材といえます。自然から切り出した木材をそのまま製材して造られる無垢フローリング。無垢の木の床は熱伝導率が低く、腰を下ろしても触れた肌から熱を奪われないので、冬は温かく夏は涼しく感じます。適度な吸音性があり、足音や物の残響時間が短くなり耳障りな音が軽減され、心安らぐ空間を作ります。温かく柔らかい無垢材の床は、足に負担をかけません。調湿性能があり足ざわりよく、大人も子供も靴下を脱いで裸足で過ごしたくなります。
畳に座る...ほどよい弾力性と保温性がある畳床の表面に、い草を織った畳表を張った畳には、温かく心地良く座れます。ゴロ寝もできて、床座スタイルの生活にぴったりです。冬は断熱性と保温性を発揮して、夏は高い調湿性と遮熱性をもって、さらりとした感触で年中気持ちよく過ごせます。温暖多湿の日本に最適な素材で、鎮静効果のある独特な香りも魅力です。畳だからといってかしこまった和室にしなくても大丈夫です。畳ボックスを置いてキッチンカウンターと目線を合わせたり、フローリングゾーンと段差なく畳を敷いて畳コーナーを作るなど、取り入れ方は色々です。和でもなく、洋でもない優秀な床材として気軽に使ってみませんか。








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