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睡眠の質を向上させる無垢の木

「雨楽な家」のお施主様に、実際に住んでみてどうか、ご感想を伺うと「よく眠れるようになった」という声をよくいただきます。健康や美容を意識している方にとって、身体をしっかりと休め、回復させる「睡眠」は大変重要な要素です。近年、睡眠の質を向上させる良品や衣類、寝具などにも注目が集まっています。無垢の木に包まれる「雨楽な家」の寝室も同様に、睡眠の質を向上させる天然の力があるようです。
これは科学的にも証明されています。2015年に「住宅の内装木質化と木質化率の違いが睡眠や日中の知的生産性に及ぼす影響」について検証が行われました。検証の内容は、被験者の日中の過ごし方や食事、着衣、寝具といった条件や、部屋の広さ.方角.天井高が揃えられた状態の天井.壁.床を「木質化0%」「木質化45%」「木質化100%」に変えて、それぞれ室内環境の満足度や疲労感、眠気を測定。翌日にはオフィス業務を模擬した作業を40分間行い、作業効率や体調、集中力などを測定するといったものです。結果としては、木質化0%の環境と比べると、木質化45%.100%の環境の方がリラックス状態が高く、深睡眠時間が長くなりました。被験者が「起床時に疲労感が残っていない」と答える割合も33%多くなり、翌日の作業の測定でも日中の眠気減少や集中力向上の傾向が見られました。しかし、木質化45%と100%の間にほとんど差異が見られない点から、木質化の割合が多ければより数値が高いという訳ではなく、適度な木質化が睡眠の向上に効果的であることがわかりました。
検証からも睡眠の質を高めるにはリラックス状態が重要であることが分かりますが、それに大きく寄与しているのが、桧の主成分である「α-ピネン」です。α-ピネンは杉にも多く含まれる成分です、精神的な緊張や不安、疲れなどをやわらげ、リラックスさせてくれる効果があり、それを就寝中に嗅ぐことで安眠をもたらします。香りの他にも、やわらかな色味や自然な触り心地、優れた調湿性など、無垢の木には様々なリラックス効果が認められています。無垢の木の床に杉の天井を多く用いる「雨楽な家」で暮らすことで、よく眠れるようになるのも納得ですね。










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