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雨を楽しむ日本人

世界には、雨をただの「悪天候」として嫌う文化も多いと聞きます。ところが日本では、雨に名前をつけ、雨の風情を味わってきました。春の春雨、しっとり降る小糠雨、静かな霧雨、夏の夕立、秋の時雨。同じ雨でも、季節や降り方によって言葉が変わります。それだけ、日本人は雨をよく見て、感じてきたのでしょう。そして、この感覚は建築にも表れているように思います。

例えば.軒の深い日本の家。

雨を防ぐためだけでなく、軒先から落ちる雨を眺めるための装置でもあります。

縁側に座り、庭の木々に落ちる雨を眺める。瓦屋根に当たる雨音を聞く。そんな時間は、どこか心を落ち着かせてくれます。

木の家は、雨の日にこそ魅力を感じることがあります。無垢の木は、湿気をやわらかく受け止め、空気がどこかしっとりと落ち着く。外では雨が降っていても、家の中はどこか穏やかです。

家づくりをしていると、「晴れの日の景色」を考えることは多いのですが、実は雨の日の過ごし方も、大切だと思っています。

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雨の日でも、家の中でゆったりと過ごせること。窓の外の雨を眺めながら、静かな時間を楽しめること。そんな家は、きっと長く愛される家になるのではないでしょうか。

雨が降ると、つい「今日は天気が悪いですね」と言ってしまいます。でも、日本人の感覚で言えば、もしかすると「今日は雨をば楽しむ日」なのかもしれません。

...私たちが推奨している「雨楽な家」は、まさに雨を楽しむ家、雨の日でも快適に過ごせる家です。...雨楽な家とは、古民家の良いところ'(先人の教え)+自然素材+最新の設備、性能を兼ね備えた快適な家です。'..

 

このブログは、(株)明陽住建 代表取締役 一級建築士 原田明が書いています。

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