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シロアリに強い木の家

基本的には、シロアリは、どんな木でも、食べてしまいます、完全に、シロアリが寄り付かないと言う木はありません。とはいえ、シロアリにも、好む木と、嫌いな木はありますので、出来るだけ、シロアリの嫌いな木で、家を建てるほうが、シロアリの被害は、食い止めやすくなります。

シロアリの嫌いな木として、よく知られているのは、ヒノキやケヤキなどです、こうした木には、シロアリが嫌う成分が、含まれており、特に芯材と呼ばれる、木の中心部の色の濃い部分には、かなり防蟻性があるので、シロアリの被害は受けにくくなります、同じ木でも木の外側、辺材を使っている場合は、防蟻効果が少し落ちるので、ヒノキやケヤキだからといって、絶対安心とは言えません。

種類に限らず、濡れた木は食べやすくなるため、シロアリの大好物になります、湿気が多くなりやすい、浴室、洗面所などの床下などは、要注意です。...余談ですが、日本最古の歴史書、(日本書紀)に、スギ、クスノキは舟に、ヒノキは宮殿に、マキは棺に使いなさい。とあるそうです、1300年も前に、既に、ヒノキは建材として、高い価値が認められていました。...

まとめます。
柱、土台などの主要構造部はもちろん、それ以外の所にも、ヒノキを、ふんだんに使い、湿気を持ちにくい構造(床下にコンクリートを打設、換気をよくするetc)にすることにより、シロアリに強い木の家になります。...わりと簡単なことです...

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